どうして日本に住んでるの?
在日韓国、朝鮮人の多くは、日本帝国がアジア諸国、朝鮮半島を支配した時代に、日本へ強制労働のため送られたり、母国で土地や食物の収奪などにより生きられなくなった人、のちに様々な事情で日本に渡った人々や、その子孫です。
簡単に言うと、植民地支配により国を奪われ「さあ、日本人になりなさい」と日本の名前をつけられ、学校では母国語教育禁止、日本語の教科書を与えられ日本人として生きるよう強制されたり、現代ではとても考えられない非人道的なことが行われていました。
日本が敗戦すると「もういらないから帰って」と日本国籍を奪われたのです。
「在日韓国人」について、日本で生まれ育った人の90%くらいはよくわからず、説明できないでしょう。
差別主義者、「在日は日本から出ていけ」などひどい言葉をつかうネトウヨ。もし自分だったら?立場を置き換えてみたら…
なぜ日本に住んでいるのか理由を知らないからこそ言えるのです。しかしそんな言葉に心を痛めている人たちがいます。
「在日韓国・朝鮮人」はひと言では語れません。日本で生まれたり、住むようになったのも、10人いれば10人みな違うルーツがあり、異なる人生を生きている普通の人間です。
このブログの管理人ピニャシはその中の、ある在日韓国人。現在韓国ソウルに住んでいます。
さまざまな在日韓国人や、マイノリティとしての思い、歴史、楽しいこと、韓国の食べ物などの日常を語ります。